未熟児で虚弱体質だった私が、MRTで80歳の今がで一番元気

●８ヵ月の未熟児で産まれ、虚弱体質で薬が手放せなかった子供時代を過ごす

　１９２９年、年末の餅つきの準備で身体を冷やした母が急に産気づいたことで、私は妊娠８ヵ月の未熟児としてこの世に産まれました。

　普通の赤ちゃんのようにオギャーという泣き声も出ないほど本当に身体が小さくて、現在の保育器などの設備が開発されている環境とは違い、当時の医学では生存率が低く育つのは難しいと医者から言われたそうです。

　両親が交代で、１日何度も寝ている私を覗き込んで息をしているのを確認しては、「良かった、生きている」とほっと安心していたそうです。

　そんな誕生から生まれつきの虚弱体質で身体が小さく、しょっちゅう風邪をひいては医者に行き、いつも薬が手放せない子供でした。

　小学生の頃は肺浸潤になり、運動の時間も見学していることが多く、学校も休みがちでした。周りの人々が、他の子と比べて一回りも二回りも身体の小さい私をいつも心配してくれていたので、物心がついた頃から、「自分は身体が弱い」ということを自分で自分の意識の中に刷り込んでいたと思います。

　精神的にもとても弱く、すぐにクヨクヨ考えてしまうので、その半面、無意識に強くならなければと気を張っているような状態でした。

　大人になってからも、何かあればすぐに体調を崩すので、水泳が健康に良いと聞いて、行こうとしたのですが、それさえも風邪をひいて休んでばかりでした。

●息子に連れられてＭＲＴに通い始める

　そして私が５９歳のときに、トクマブックスから出版されていた数冊のＭＲＴの本を読んだ息子が、私に受けてみたら良いと勧めてくれて、ＭＲＴオフィスまで一緒に連れて来てくれたのでした。

　息子に言われるまま、１回目の仙骨治良（仙骨無痛療法）を受けて、とにかくすごく眠くてしょうがなくなったことを覚えています。

　それまで身体が弱くて辛くて困ってばかりだった私ですが、それから治良を重ねるごとに、まず風邪をひきにくくなり、やせ過ぎだった身体が少しずつ太りだし、健康というものが段々実感として得られるようになりました。ＭＲＴを始めてから、医者に行くこともなくなり、定期的なＭＲＴ仙骨治良と共に、ちょっと無理してどこか調子が悪くなったら「すぐにＭＲＴへ」が私の合言葉になりました。

　そして、身体が元気になっていくのに伴って、精神的にも自信が持てるようになりました。

　例えば友人と水泳に行ったときなど、以前は自分がいつも友人に合わせていたのが、自然に友人のほうが快く私に合わせてくれるようになっていました。

　毎日が夢中で「あれもしなければ、これもしなければ」と思うばかりでなかなか余裕がなく来てしまった私でしたが、ふと気が付くと、その他の場面でも、自分がこうしてほしいなと思っていることを、何も言わないのに相手から先に言ってくれることも多くなり、初めの内はわからなかった『自分を中真にする』ということが、どういうことなのか少しずつ感じ取れるようになってきました。

　私は若い頃から約３０年間、ひどい頭痛に悩んできました。頭の中が何ともいえず神経がピリピリするような痛みで、これはさすがに一生治らないものと思っていたのですが、ＭＲＴを受けて１０年が経ったときにピタッと痛みが取れてしまったのです。

　それからは、痛みがない生活とはこんなに楽なものなのかと改めて驚くと共に、治るのにも順番があり、すぐに良くなるものもあれば、時間が必要なものがあることを身を持って理解致しました。

●人間関係のストレスからひどい湿疹になる

　そのように定期的にＭＲＴに通い、元気になったことで、物事を楽しむという余裕ができ、カラオケ教室に通うようになりました。ところが最初の内は楽しくやっていたものの、一昨年の年末くらいから、教室の中で仲が良い人同士でのグループができ、そのグループに入っていない私達は、意地悪をされるようになったのです。以前の私であればすぐに辞めるところなのですが、今度はこんなことで負けたくないという想いがあり、きついときは少し休んだりしながらも、辞めることはしませんでした。

　しかしストレスは知らず知らずに溜まり、しばらくしてからひどい湿疹ができてしまったのです。初めは顔に、左のこめかみから頬にかけて少しずつ広がって行き、紫色の水膨れのような状態になり、皮が剥けて、徐々に顔の右側に移り、今度は右の頬から耳、首、やがて腕から上半身へと広がっていきました。

　ジュクジュクと体液が出て下着のシャツはグジャグジャになり、服にこすれて痒くてしょうがなく、右の耳たぶは服を脱ぐときに引っ掛かって下のほうが切れて痛くて千切れてしまうのではないかというほどでした。このときばかりは病院へ行き、他人にうつるものかどうかだけは調べてもらい、感染の心配がないことがわかりました。そのときも病院では調べてもらっただけで、もらった薬は一切飲まず、ＲＴ（リーディングセラピスト）の先生に話をし、相談しながらひたすらＭＲＴに通いました。そしてアドバイスを頂きながら、カラオケ教室では相手に引きずられるのではなく、中真を保つということを意識して過ごしました。

●中真を保つことで人間関係も変わり、あとかたもなく湿疹が消える

　そして、食事・睡眠・よく歩くなどの基本的なことは基より、ストレスを溜めないように吐き出しながら、自分の仙骨の働きを信じて１年半を過ごし、今では、あのひどかった湿疹が嘘のようにひいて、お肌が綺麗に治ってしまいました。顔を見ても、湿疹のあとかたもなく良くなっていて、もう誰が見ても全くわからないと思います。たぶん、ストレスが切っ掛けではありますが、子供の頃によく飲んでいた薬などが皮膚を通して排泄されたのではないかと思っています。

　今でもカラオケ教室はまだ続けています。中真を保ち、挨拶くらいは普通にして、スーッとして引きずられることがなくなりました。人間関係も変わり、私も話す人とは話す、話さない人と無理に話そうということもなく、自然にしていられるようになりました。

　先日、８０歳ということで区役所から届いた無料の健康診断に行ったら、あれほど虚弱体質だった私が、どこも悪くないとお墨付きをもらいました。

　１９８９年よりＭＲＴに通い始めて２０年が過ぎました。ふと周りを見まわすと、いつも身体が一番小さかった私が、歳をとって周りの同年代の人がどんどん背が低くなってしまい、いつの間にか一番背が高くなってしまいました。

　こうして元気でいられるのも仙骨のおかげと思い、これからも坦々と続けて参ります。

★体験談は個人の感想であり、ＭＲＴ仙骨治良（仙骨無痛療法）による効果を説明するものではありません。

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こちらの体験談の方のように、ＭＲＴ仙骨無痛療法（ＭＲＴ恵比寿）に通われて、肉体的、精神的に元気になり、淡々と通い続けられて、今が一番元気、とおっしゃる方は数多くいらっしゃいます。

ＭＲＴ仙骨無痛療法は、単なる病気症状を改善することだけが目的ではなく、ご自身の中にある『中真感覚（中真観覚）』を発露し、自由自在な人生を送っていくことができるのです。

ＭＲＴ仙骨瞬間無痛良法は、微弱な磁気によって『仙骨』の変位を読み取り専用のＭＲＴテーブルで瞬間・無痛に調整します。1981年の創設以来、全国12ヵ所のＭＲＴオフィスで延べ400万人以上の実績があります。

徳間書店から、ＭＲＴの創始者　内海康満先生（師尚）の御著書が出版されています。全国書店、アマゾン、ＭＲＴ恵比寿にて購入できます。

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ＭＲＴ恵比寿は、ＪＲ山手線恵比寿駅から徒歩2分、日比谷線恵比寿駅から徒歩30秒、東急東横線代官山駅から徒歩7分、恵比寿神社手前に位置しています。

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