難病『潰瘍性大腸炎』がMRT仙骨治良で消え、原因も理解した
体験談
2023/11/13
年齢 | 47歳 |
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性別 | 男性 |
●MRTとの出会い
私は、ずっとストレスが続いていて、その結果、難病と言われている『潰瘍性大腸炎』になってしまいました。
その頃は病院で薬をもらって飲むという状態でしたが、それではなかなか症状が改善されませんでした。
そのような時期に、書店で、内海先生のご著書「『仙骨』に無痛ショックを与えると病気は消える」を見つけて、読んだのがMRT仙骨無痛良法(仙骨無痛療法)を知った切っ掛けでした。そして、すぐにMRTオフィスに予約をして、初めての治良を受けました。それが、1987年のことです。
●MRTを受け始め、潰瘍性大腸炎がすっかり良くなった
MRTを受け始めて16年になりますので、最初の頃のことははっきりと覚えていませんが、MRTに通い始めた頃は、薬を飲みながら治良に通っていました。MRTを受けるにつれて、症状が段々良くなっていきましたので、悪くなったときだけ薬を飲むというようになり、少しずつ薬を減らしていくことができました。
それでも坦々と治良に通い続け、MRTを受け始めてから3〜4年くらい経った頃には、ほとんど症状はなくなり良くなりました。その3〜4年の間で2回の下血を伴う大きな逆行がありました。そのときは、当然辛く、「また元に戻ってしまったのか」と思いましたが、その後は、全く下血はなくなり、今日まで一度も下血することはありません。
最初は下血したり痛みが出ると、落ち込んで、「本当に治るのだろうか」と思ったこともありましたが、MRT仙骨無痛良法(仙骨無痛療法)を受け続けていくうちに、症状というものは、必要があって出ているものであるということが理解できるようになり、症状が出ていても本当に気にならなくなっていきました。
その頃に、一度医者で身体の状態を見てもらい、「良くなっている」と言われました。それからは、医者との縁を切ったので、医学的にみて完治しているかどうかはわかりませんが、症状が出ていないことから、本当に良くなっているのだと思います。
MRTは病気や症状を治すためだけのものではないとわかっていましたので、それからもMRTを受け続け、今日に至っています。この16年間MRTを続け、自分自身の人生を振り返り、いろいろな気付きがありましたので、そのことを書きたいと思います。
●自分の病気は自分の意識のあり方に原因があることに気付く
私がMRT仙骨無痛良法を受け続けてきて強く感じるのは、自分自身の内面に意識を向けていくことの大切さです。
私が小さい頃、父親は自宅で小さな繊維工場を営んでいました。家はとても古く、工場は機械から出る油で絶えず汚れていました。そのため、物心がつくようになった頃から、「自分はこんな家に住んでいて、人から変な目で見られているに違いない」と思い始め、他人の目を必要以上に気にするようになってしまったのです。
小学校に入学してから、そういった傾向はますます強くなり、心の中には常に他人がいるというような状態でした。
それから月日が流れ、成長して社会人になってからも、以前ほどではなくなりましたが、他人の目を気にしてしまうという状態が続いていました。
私がMRT仙骨治良を受けるようになったのは、潰瘍性大腸炎という難病にかかったことからなのですが、MRTを受け続けて、身体の調子が良くなってくると、自分がこういう病気になったのも自分の意識のあり方に原因があるのではないかと思えるようになり、自分自身に意識を向けるようになりました。
●自分で自分を縛っていた思い込みを手放すことができた
そしてあるとき、自分は他人の目を気にするあまり、自分で自分の行動を無意識のうちに縛っているときがあることに気付きました。自分の思い込みで、「自分がこういうことをしたら、他人は変に思うに違いない」と勝手に思っている自分がいたのです。そういった思い込みが自分の心の自由自在性を束縛していることに気付いて、それを手放せたとき、心がとても解放されるのを感じました。
そのような体験があってから、社会の既成概念に囚われて、「人はこうでなければならない」とか「自分はこうでなければならない」と思い込んでいることが、自分の心の中に枠のようなものを作って自分の心を縛っていると感じられ、それを一つ一つ手放していきました。
それからは、他人にどう見られているか問うことよりも、「自分は今、何をしたいのか」ということを中真にして、行動できるようになってきました。
●10代の頃の精神的逆行が顕れる
昨年(2003年)、治良を受け続けていくうちに、蝶形骨の辺りが緩んできて、顔の緊張が取れてくるのを感じました。この変化があってから、仕事から帰って床についたとき、急に中学校に入ったばかりの頃、仕事のことで毎晩のように両親が口ゲンカをしていて、嫌な思いをしていたときの自分に一時的に戻ったかのように思い出されてきました。
その後に10代の頃からあった心の中の漠然とした不安が段々と消えていくのを感じました。
そのような不安があったのは、子供の頃受けた心の傷のためだったと思います。
それから、今まで自分が何度も仕事でうまくいかなかったときは、自分の意識の状態が同じだったことに気付きました。そういうときは、自分の意識が縮まった状態だったことがわかったのです。子供の頃から他人の存在を必要以上に意識してしまっていて、そういう状態になることが多かったからだと思います。このことに気付いてから、自分の意識が大きな変化(覚醒)をしたことがはっきりとわかり、意識を切らさないことが自然とできるようになってきました。
物事に対しての感じ方も今までとは違ってきています。職場でどうしてもウマが合わない人がいて、以前はその人の顔を見ただけで嫌悪感があったのですが、意識の変化があってからは、その人のことがよくわかるようになり、顔を合わせても普通に接することができるようになりました。
このような意識の大きな変化はMRTの仙骨治良を受け、自分自身の内面と向き合ってきた結果だと思います。しかし、自分の意識が大きく変わったといっても自分の心の中には、まだ多くの不自由なものがあるのを感じています。
今は『中真感覚の学び』に数年振りに参加するようになりました。
これからも、坦々と治良を続け、また、『中真感覚の学び』にも参加しながら、少しずつ理解して一つ一つ不自由なものを手放していきたいと思います。
★体験談は個人の感想であり、MRT仙骨治良(仙骨無痛療法)による効果を説明するものではありません。